More is More(過ぎたるは猶及ばざるが如しとはいいますが・・・)

オーティコン補聴器より、充電式補聴器「モア」シリーズが発売となりました。
補聴器「モア」シリーズに搭載されている”ポラリス”プラットフォームは、前シリーズのオープンSシリーズに搭載されている”べロックスS”プラットフォームと比較をして、演算能力が2倍、かつ、処理容量が16倍となっています。

これは、搭載されているメインメモリーであるRAM(ランダム・アクセス・メモリー/半導体メモリー、読み書きが可能でその中身は電源を切ると消去される揮発性が特徴(主記憶装置))を比較した場合は2倍、及び、SSM(ソリッド・ステイト・メモリー/フラッシュメモリーを記憶媒体として内臓する装置(補助記憶媒体))を比較した場合は8倍という数値にも表れています。

そして、補聴器「モア」シリーズには、DNN(ディープニューラルネットワーク)(⋆1)を搭載している事が、最大の違いとして挙げられます。


”More is More”
オーティコン補聴器が主催をした、補聴器「モア」シリーズの新製品発表会でにおいて、オーティコン補聴器が発信した言葉です。
その言葉からは、補聴器「モア」を通しての更なる聞こえの可能性に対する自信を表していると共に、難聴者が持っている聞こえに対する潜在的な能力を、補聴器「モア」シリーズを装用をする事で、様々な音がメリハリのある聞こえ方として耳から聞こえてくる事による、難聴者の聞こえに対する能力を顕在化させるという手順により、”音を耳で聴き、脳で聞き取る”という弊社のキャッチフレーズを、更に具現化出来る可能性を感じました。

補聴器「モア」シリーズについて、ご試聴を希望の方は、是非、新日本補聴器センター甲府店まで、ご相談を下さい。

認定補聴器技能者・ファイナンシャルプランナー2級 岡谷泰之

住所 甲府市中央5-2-32

電話 055-235-9831

定休日 日曜、祭日、第四土曜日

営業時間 9:00~17:00

(⋆1)DNN:ディープニューラルネットワークの略です。

音の全体像を届けるために、信号処理方法を一から見直しました。現実の世界から様々な音を録音し、オーティコン モアの信号処理テクノロジーの基盤である、極めて高度なディープニューラルネットワークの技術を採用するとともにチップに1200万通りの音の学習をさせました。

このアプローチによって、音の情景の全体像を処理して精密な増幅を確実なものとする、2つの核心的な新機能:モアサウンド・インテリジェンス、そしてモアサウンド・アンプリファイを開発しました。

つまりこれこそが-未来への大きな飛躍なのです。

”ポラリス”プラットフォーム性能

1.現実世界の様々な音を記録

2.高度なDNNが1200万もの音空間を学習済み。

オーティコン「モア」の主要性能

3.モアサウンド・インテリジェンス-周囲のあらゆる音の詳細までを分析してバランスをとる。

4.モアサウンド・アンプリファイ-周囲の音の変化に自然に追随する高速で高解像度な増幅。

(聴覚ケアの新たな視点への招待より抜粋・オーティコン補聴器)