新日本補聴器(株)甲府店からのご案内(令和5年4月版)

最近の、弊社甲府店では、耳鼻科医を受診していただき、そこで測定した聴力を、補聴器を調整するソフトウェアに入力して、そこで計算された値を利用して、補聴器の出力を決定して、試聴を開始することが多いです。

このように適切な処理に基づいて調整された補聴器でも、特に、試聴も含めて、初めて装用される方の中には、補聴器から聞こえてくる出力に、煩(わずら)わしさを感じる方もいらっしゃるようです。

【オーティコン補聴器より新製品リアルが発売となりました。】

オーティコン補聴器リアルは、前作のモアシリーズで実現をした、360度の聞こえ+AI(DNN(ディープニューラルネットワーク)人工知能)を基にした音声処理を次のレベルに引き上げました。

多くの補聴器ユーザーが悩まされてきた、不快な音(風切り音、キーボードを打つ音、鍵を差し込んだ時の音、床のきしむ音、そして、机を指でたたく音)がしたとき、従来の補聴器技術では、一般的に反応が遅くこれらの音を不自然に過剰に増幅してしまうか、会話を含むすべての音の利得を低減してしまっていました。

その結果、補聴器ユーザーは聞きたい音に注意を向けることが難しくなり、周囲との交流にはさらなる努力が必要でした。

オーティコン補聴器リアルは、搭載されているリアルサウンドテクノロジーにより、補聴器ユーザーが現実の日常の中で、聞こえを研ぎ澄ますことができるようサポートします。

この補聴器は、1200万の実際の音の情景の学習を完了した高精度な人工知能モデル「ディープニューラルネットワーク(DNN)」を内蔵した、オーティコン補聴器最新のポラリスRプラットフォームをエンジンとしています。

ポラリスRには、風切り音や突発音といった煩わしい音を高速かつ正確に処理するための新たな検出器が搭載されています。

これによって、すべての音の細部までが自動かつ正確に処理され、ユーザーに最適な聞こえを届けることができます。

オーティコン補聴器リアルの聞こえを実現するために、2つの先進機能「突発音スタビライザー」そして「風切り音/擦れ音スタビライザー」からなる新機軸「リアルサウンドテクノロジー」が生まれました。

オーティコン補聴器リアルは、DNNを基にした音声処理を次のレベルへと引き上げます。

弊社甲府店では、試聴用のオーティコン補聴器リアルにより、リアルな音の世界で聞こえを研ぎ澄ますサポートを、あなたの耳を使って体験できます。

皆様のご来店をお待ちしていおります。

認定補聴器技能者 岡谷泰之